奈良県立三室病院

外科

外来担当表

  月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
一診 池田 池田(代診) 池田 上野 上野(代診)
二診 佐々木 金村 佐々木 金村
午後 上野
外来受付:午前8時30分〜午前11時00分まで(予約、急患を除く)

診療内容

奈良県立三室病院外科では、消化器と呼ばれる臓器(胃・小腸・大腸・直腸・肝臓・胆嚢・すい臓など)にかかわる疾患の診断や手術を行い、術後治療は近隣施設と連携をとりながら当院外来でも行っています。また、乳腺疾患の診断や治療も当科で行っています。
【1】消化器の良性疾患 
@虫垂炎(俗に”もうちょう”): 年間約40件の手術を行ってます。
Aそけいヘルニア(俗に”だっちょう”):年間約50件の手術を行っています。
B肛門疾患(痔、痔瘻など)の診断と治療を行っています。
  C胆嚢疾患(胆石、胆嚢ポリープ、胆嚢炎など):年間約50件の手術を行っています。
   特に胆嚢摘出手術に関しては一つの傷で行う SILS(シルス)という最新の手術も行っています【2】消化器の癌
癌の癌の治療に関しては、根治性と機能温存の両面を考慮して進行度に応じた治療を心がけて います。早期の癌に対しては、内視鏡治療を含めた縮小手術を行い、進行癌や再発癌に対しては、手術による治療に加え、入院あるいは外来通院で新規抗癌剤を組み合わせた化学療法を積極的に行っています。
@胃癌:年間約40件の手術を行っています。                                     腹腔鏡下胃切除術を標準術式としており、必要な場合は術後抗癌剤治療も行っています。
A大腸癌、直腸癌、:年間約60件の手術を行っています。                            大腸内視鏡検査によって診断を行い、可能であれば内視鏡的切除(年間約150件)を行ってい   ます。開腹手術が必要な場合は腹腔鏡下大腸切除術を標準術式としており、必要な場合は術    後抗癌剤治療も行っています。
B肝臓癌、膵臓癌:年間約10件の手術を行っています。                             肝臓癌に対しては、手術のほかにも冠動脈を介する塞栓術や抗癌剤投与などの治療を考慮す   る必要もあり、放射線科医師と協力して最適な治療を選択できるように体制を整えています。
【3】乳腺疾患
@乳癌検診などで腫瘍(しこり)が疑われた場合、検査をすすめて診断を行います。良性腫瘍に対  しては腫瘍摘出術も考慮します。
A乳癌:年間約15件の手術を行っています。手術のみで乳癌を根治するためにはかなり早期に
 癌を発見する必要があり、化学療法(ホルモン剤や抗癌剤など)や放射線治療を組み合わせな    ければならないことが多く、そのため他施設とも連携をとりながら診断や治療を進めています。
 



患者様へ

日本胃癌学会及び大腸癌研究会が作成する「胃癌治療ガイドライン」と「大腸癌治療ガイドライン」によると、胃癌、大腸癌の術後5年生存率はそれぞれ次のように報告されています。
胃癌:73.7%
(StageTA/TB/U/VA/VB/W=93.4/87.0/68.3/50.1/30.8/16.6%)
大腸癌:69.9%
(Stage0/T/U/Va/Vb/W=94.3/90.6/81.2/71.4/56.0/13.2%)
これを見ると、手術時の進行度によって生存率に大きな差が生じることがわかりますが、早期胃癌や早期大腸癌は今や90%以上の治癒率を期待できる病気となってきています。早期胃癌、早期大腸癌の発見には、検診への積極的な参加が不可欠です。自覚症状がないうちにこそ年1度の検診を受けるように心がけていただきたいと思います。
奈良県立三室病院外科は、西和地区における消化器癌治療及び外科治療における標準治療確立を目指しています。奈良県立医科大学消化器一般・総合外科学教室と連携し、癌に対する先進医療の共同研究も行っています。今日の医療現場では正確な情報を患者さんに伝えることが必須であり、病名や病状に限らず、治療法の選択、他に可能性のある治療法についての説明など、必要な情報をできるだけ提供し、信頼を得るように努めなければなりません。
治療を受けていただくためにインフォームド・コンセント(治療説明)を十分に行って、患者さんやご家族に安心して治療を受けていただけるよう努力していきたいと考えています。

スタッフ

医師名 職名 専門医 専門分野
池田 直也
(医学博士)
部長 日本外科学会専門医
日本外科学会指導医
日本消化器外科学会専門医
日本消化器外科学会指導医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
消化器外科全般
肝臓・胆道・膵臓外科
 上野 正闘
(医学博士)
医長 日本外科学会専門医
日本外科学会指導医
日本消化器外科学会認定医
消化器外科全般
上部消化管外科
金村 哲宏
(医学博士)
医長 日本外科学会専門医
日本消化器外科学会認定医
消化器外科全般
肝臓・胆道・膵臓外科
 佐々木 義之 医員 消化器外科全般

施設認定

  • 日本外科学会認定医制度修練施設
  • 日本消化器外科学科会専門医修練施設  
  • 日本がん治療認定医機構認定研修施設

診療実績

(平成20年)
  • 年間手術件数:231件(局所麻酔による小手術を除く)
  • 胆嚢摘出術:55件(うち腹腔鏡手術38件)
  • ヘルニア手術:43件
  • 虫垂炎手術:18件
  • 胃癌:21件(うち腹腔鏡手術3件)
  • 大腸癌:26件(うち腹腔鏡手術1件)
  • 直腸癌:11件
  • 乳癌:8件
  • 胆嚢摘出術:45件(うち腹腔鏡下手術:21件)
  • 胆胆膵悪性腫瘍:8件
  • その他:36件
(平成21年)
  • 年間手術件数:284件(局所麻酔による小手術を除く)
  • 胆嚢摘出術:43件(うちSILS9件、通常腹腔鏡手術15件)
  • ヘルニア手術:55件
  • 虫垂炎手術:34件
  • 胃癌:37件(うち腹腔鏡手術12件)
  • 大腸癌:29件(うち腹腔鏡手術5件)
  • 直腸癌:12件(うち腹腔鏡手術6件)
  • 乳癌:10件
  • 肝胆膵悪性腫瘍:14件(うち腹腔鏡手術2件)
  • その他:50件(うち腹腔鏡手術2件)

(平成22年)
  • 年間手術件数:336件(局所麻酔による小手術を除く)
  • 胆嚢摘出術:78件(うちSILS28件、通常腹腔鏡手術29件)
  • ヘルニア手術:68件
  • 虫垂炎手術:31件(うち腹腔鏡手術8件)
  • 胃癌:25件(うち腹腔鏡手術20件)
  • 大腸癌:38件(うち腹腔鏡手術26件)
  • 直腸癌:17件(うち腹腔鏡手術5件)
  • 乳癌:7件
  • 肝胆膵悪性腫瘍:11件(うち腹腔鏡手術5件)
  • その他:61件(うち腹腔鏡手術5件)
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